世界文化遺産 アンコール遺跡群観光(2006年01月25〜29日)

Angkor remains in Cambodia


世界文化遺産の一つアンコール・ワットは140年前にフランス人博物学者アンリ・ムオが再発見するまで密林の奥深くに眠っていた。
アンコール・ワットがある現在のシェムリアップ地域は、水の豊かな農業王国の都であった。日本に例えれば平城京の大和盆地に当
るが、此処は東京23区にも匹敵する広大な規模で、数百を越える大小さまざまな寺院が建立されていた。東大寺に相当するのがア
ンコール・ワットと言える。
アンコール・ワットから半世紀遅れて建設されたアンコール・トム(大きな町)は一辺が3kmの城壁で囲まれた王都である。その中心に
位置するのがバイヨン寺院である。
これら寺院など17箇所とカンボジア民家やマーケットを3日間(往き帰りを含め5日間)に亘って観光した。
以下写真にて紹介する。


成田から6時間ベトナム航空でホーチンミンに到着
JALとの共同運航、全日空も入っていた
Ho Chi Minh Air Port of Vietnam

同じベトナム航空でシェムリアップへ45分で到着
左の建屋は今年出来た物、利用税25ドル取られた
Siem Reap Air Port of Cambodia

カンボジア国及びシェムリアップと観光した遺跡群の所在地を表した地図
Map of Cambodia    Red mark of left side in map are Angkor remains

シェムリアップ地域の遺跡群所在地を示す地図。番号は訪問した順番を示す。
赤印:訪れた場所、●:その他の寺院の有り場所を示す。
Red mark are temples of remains    Center's square mark is Ankor wat temple
○No.s are our visited order to temples

@: プリア・コー(聖なる牛)寺院
 879年創建 ヒンドゥー教 6基の祠堂からなる
アンコール遺跡中では最古の寺院
祠堂の前に3体の聖牛(ナンディン)が見られる
@: Preah Ko temple

A: バコン寺院 881年創建  ヒンドゥー教
王がヒンドゥーの神に捧げた寺院 伽藍周辺に環濠を巡ら
せた最初のピラミッド式寺院、ロリュオス遺跡群では最大
東西900m、南北700m東西南北に塔門を配す
第三周壁内部は5層の中央祠堂と8基の小祠堂をからなる
A: Bakong temple

A:ロレイ寺院 893年創建 ヒンドゥー教
4基の祠堂 祠堂中心に十字に配置の砂岩の樋がある
A: Lolei temple

C:バンテアイ・スレイ(女の砦)寺院 967年創建
 ヒンドゥー教 美しい寺院 第二周壁の塔門はユニーク
 東洋のモナリザと云われる彫像などがある
C: Banteay Srei temple

C:プレ・ループ寺院 961年創建 ヒンドゥー教
3層の基壇の上に5基の祠堂が並ぶ
アンコール・ワットへの日没を見る為に寄った
雲で日没は見えなかった
C: Pre Rup temple

E:南大門 アンコール・トムへの入り口 周囲は12km
大形バスも通れる 4面に観音の顔(長さ3m)が見える
E: South Gate of Ankor Thom

F:バイヨン寺院 12世紀末創建 仏教
アンコール・トムの中心 柔和な観世音菩薩の顔が54面
第一、第二回廊に多くのレリーフ(浮き彫り)が見られる
戦争や日常的な庶民の生活、貴族の暮しが盛り込まれる
F: Bayon temple
3面の観世音菩薩像が同時に拝めるポイントから撮影
3 face of Goddess of Mercy

54面の中一番にこやかな観世音菩薩像にあやかりたいと
Most smiling Goddess of Mercy
There are 54 faces of Goddess of Mercy

G:バプーオン(隠し子)寺院 11世紀中創建 ヒンドゥー教
3層のピラミッド型 長さ200mの円柱が支持する参道が有名
G: Bphuon temple

H:ピミアナカス寺院 11世紀初創建 ヒンドゥー教
天上の宮殿の意味 3層の基壇の上に小さな祠堂がある
H: Phimeanakas temple

I:象のテラス 12世紀末創建 350mの述べ長さ
王宮前のテラスで象使いの躍動感あるレリーフが見られる
I: Elephant Terrace

J:ライ王のテラス 12世紀末に創建
写真はライ王像(本物は国立博物館に)
 壁面には神、阿修羅など多くのレリーフが見られる
J: Leperking statue in Leperking Terrace

K:タ・プロム寺院 1186年創建 仏教
東西1000m、南北700m広大な敷地
巨大なスポアン(榕樹)に潰されている状況が多く見られる
K: Ta Prohm temple
L:アンコール・ワット 12世紀前半創建 ヒンドゥー教
南北1300m、東西1500mの堀で囲まれている
手前が環濠、その向うは周壁
L: Angkor wat from out of moat


大きな石造建築は技術的に難しかった。
小さなユニットを繋て建物を構成すた手法で建てられた。
第一回廊(一階)は南北180m、東西200m多くのレリーフ
第二回廊(二階)は100mと110m、第三回廊は60m、60m
中央祠堂は高さ60m、4隅の祠堂は高さ40m
Angkor wat from court yard

第三回廊へは60度の急な階段を10m余登らねばならない
下りは手摺のある階段で下りられる
Steep steps(60 degree) to 3rd corridoe

第三回廊の庭から眺めた中央祠堂(地上60m)
ヒンドゥーのヴィシュヌ神が降臨し王と神が一体化する場所
ヴィシュヌ神へ捧げられた寺院で王様の墳墓でもある
CEnter tower (60m height)

祠堂がある第三回廊から第二、第一回廊、密林を望む
2nd & 1st corridoe form 3rd corridoe

M:プリア・カン(聖なる剣)寺院 1191年創建 仏教
戦勝記念で建てたお寺、往時は10万人が運営していた
伽藍は三重の周壁に囲まれている 崩壊が進んでいる
この二階建石造物は木造建築を石造りしたもので珍しい
M: Preah Khan temple
 Two-storide house, made of tone

N:ニャック・ポアン寺院 12世紀末創建 仏教
からみあう蛇(ナーガ)意味 2匹の蛇が池の中の祠堂を巻く
池の水を四方へ流す仕掛けが見られる 治水信仰を象徴
N: Neak Pean temple Temple in pond(now dry upped)

O:タ・ソム寺院 12世紀末創建 仏教
元々は僧院 伽藍の周囲に僧達の住まいがあった
この東塔門はリエップの高木に覆われている 崩壊が進む
O: Ta Som temple
 

P:西バライ寺院 11世紀末創建 仏教 
大貯水池(東西8km、南北2km)の中の島にある(写真参照)
この写真は島への船乗り場で観光ポイントでもある
P: West Baray temple(Island in the big reservoir)

民家:アンコール・ワットの北15kmのバンテアイ・スレイ
近くにあった。9人家族との事、写真の女性は若いママ
屋根はトタンだが壁はペラペラの萱一枚、風は良く通す
Typical private house in agricultural village

高床の室内 絨毯が半分位敷かれ、そこで寝るのだろう
テレビ、蛍光灯があるのを奇異に感じた 電線はあったか?
in the room of private house

写真を撮ろうとしたら集まってきた子供たち
Boys and girls

バコン寺院の境内の中にあった小学校外観
Primary school in the A:Bakong temple

小学校の教室
Classroom of primary school

西バライの貯水池畔で観光客用売店で売られていた虫?
Edible insect at stall by the West Baray lake

シェムリアップ市内のオールドマーケットの鮮魚売り場
うなぎ、さば、えび等が見られた 淡水魚が大部分
Fish shope at Old market in Siem Reap city