アルミテス神殿と古代遺跡エフェスへ

To Efes via Almites sanctuary


3日目:エーゲ海に面したリゾートホテルを出発、トルコ第3の都市イズミールを通ってセルジュクへ。此処には今日の観光ポイントの
     アルミテス神殿や古代遺跡エフェスがある。途中トルコ自慢の革製品の店に寄らされ、革のファッションショーに付き合わされた。
         


朝のエーゲ海 ホテルの前にて

エーゲ海に面したアリアー港のセキュウ基地

トルコ第3の都市、人口300万のイズミール、港が霞む

クルド人の住宅:イズミールの郊外に多く住む
建築基準に合わない家が多く、地震での被害が多い

多産の神アルミテス神殿はBC7世紀に造られた。火災、
破壊等で7回再建された。イオニア式二重列柱式神殿。
115m×55mで127本の総大理石造り。古代遺跡の
七不思議の一つ。柱はアヤソフィア等の建材に使われ、
今は1本の柱を残すのみとなった。

奥:セルジュク時代のアヤsyジュル城砦
左前:イーサベイモスク、右奥:聖ヨハネ教会

アルミテス神殿遺跡:残った1本の柱

昼食はチョップシン:トルコの焼き鳥
エフェスと市遺跡:BC10世紀に都市国家が興り、各帝国からの支配を受けながらも発展を続けた。アレキサンダー大王が統治
した時期、港ほか、都市の多くが土砂に埋もれたが、その後新しい都市が建設された。最も栄えたのはBC133年にローマの属僚
となって、アウグストゥス帝の時代。人口は25万にもなった。今の遺跡は1世紀前に発掘され、脚光を浴びるようになった。

下の写真はその全景で、赤印の番号は遺跡の名称である。
1.水の宮殿 2.ヴァリウスの浴場 3.集会所 4.礼拝所 5.音楽堂 6.市公会堂 7.ポリオの和泉 
8.ドミティアヌスの神殿 9.メミウスの碑 10.ヘラクレスの門 11.クレテス通り 12.トラヤヌスの泉 13.山手の邸 
14.ハドリアヌスの神殿 15.スコラスティカの浴場 16.公衆トイレ 17.娼楼 18.マテウスとミスリアダテスの門 
19.セルシュウスの図書館 20.大理石通り 21.市場 22.大劇場 23.劇場ー運動場 24.港通り 25.港の公衆浴場 
26.聖母マリアの教会 27.スタジアム通り 28.スタジアム

2.ヴァリウス浴場

4.礼拝所

5.音楽堂

8.ドミティアヌス神殿:二階が神殿、下は倉庫

7.ポリオの泉:前面は大理石の像で装飾されていた

勝利の女神ニケのレリーフ

11.クレテス通り:左右に由緒ある建物が多かった

10.ヘラクレスの門

12.トラヤヌスの泉:AD1世紀トラヤヌス帝の為に造られた

トラヤヌス神殿向かいに残るモザイク模様

14.ハドリアヌス神殿:ハドリアヌス帝を祀る神殿138年完成
アーチ型の入口、後方は4本の柱からなる本体、コリント様式

16.公衆トイレ:腰掛式で、下に水が流れていた

19.セルシウス図書館:117年創建、12万冊の蔵書、2階建て
正面入口には知識、学識、聡明、高潔を象徴する彫像が見える

18.マテウスとミスアダテスの門:集会所と図書館を結ぶ門
碑文の上部にはブロンズと金の装飾が施されている

17.娼婦の館の入り口

大理石通りの道端に描かれた娼婦の館の標識
左足は左に館がある事を示す。右に女性の形が見える

20.大理石通り:クレーンのある辺りが大劇場

22.大劇場: 総大理石造り25,000人収容。
直径55m、22段の階段式観覧席があり、今でも使われる