パムッカレ・ヒエラポリス遺跡そしてコンヤへ

Pamukkale. Hierapolis and Konya


4日目:パムッカレ近くの温泉があるホテルに宿泊、8時に出発する。世界遺産の石灰棚で有名なパムッカレへ。裸足で温泉の流れる
     小川で足湯を楽しみ、石灰棚の観光をする。その後パムッカレの山側に広がるヒエラポリス遺跡を散策し、次の観光、宿泊地
     のコンヤへ向かう。コンヤ迄、410kmの旅、湖畔、山岳地、アナトリア高原をひた走る。コンヤではメヴィラーナ博物館、インジェ・
     ミナーレ神学校を見学する。

世界遺産パムッカレ:石灰棚は石灰石を温泉が溶かし、それが
又空気に触れて固まり、棚田のような水を湛え美しい景観を呈す

水は無いが荒々しい石灰棚

温泉が小川のように流れ、足湯が楽しめる

ゆったりした石灰棚

ヒエラポリス遺跡:石灰棚の背後にBC190年頃古代都
市が出来た。この地域の宗教の中心地。ヒエラポリス
は神聖な都市の意味。下の写真は聖堂の跡である

アポロン神殿跡

2万5千人が収容できる劇場、今も使っている

遺跡の空き地には沢山のケシの花

コンヤへの途中のドライブインで食べたヨーグルトは
皿を逆さにしても垂れてこない。蜂蜜、ケシの実と食べる

この地方で有名な「ホジャおじさん」:町を出るとき
背中を町に向けると失礼と、馬に後ろ向きに乗ったとか

コンヤの住宅街、近代的なマンションが多く見られる

メヴィラーナの踊り:神秘的な旋律に導かれて登場、
瞑想の後、甲高い葦笛に合わせ旋舞する。最初は
死を意味する黒い上着だが、脱ぎ捨て白い衣装で舞う

コンヤは12~14世紀のセルジュク朝の首都。多くのモスク、
神学校があり、アナトリアの中心地、シルクロードの終着地。
イスラム教のメヴレヴィー教団の創設地。教団は解散したが
今でもトルコイスラム教(アタチュルク)に従わない人が多い
ここは教団の中心寺院で教祖霊廟、マホメットの髭、教祖直筆
の経典などが展示されている。メヴラーナ博物館になっている

モスクへ入る前に口を漱ぎ、清める子供の仕草が可愛い

メヴレヴィー教のお墓

セルジュク期の1267年創設されたインジェ・ミナーレ
神学校。学校正面を飾るアラビア文様、幾何学模様は傑作