エドフのホルス神殿とコム・オンボのコム・オンボ神殿

Hols temple of Edof and Com Ombo temple of Com Ombo


ルクソールから以南アスワアン迄に幾つかの遺跡を見る事が出来る。その内のエドフ(ルクソールから108km)のホルス神殿と
更に南59kmのコム・オンボ神殿を訪れた。ゲリラ対策でバスの車列は警察車に警備される。

ホルス神殿には古王国時代、プトレマイオス時代、ローマ支配時代のものが発見されている。

コム・オンボはアラビア語でオリンポスの丘と言う意味。神殿はナイル川に突き出た丘の上にある。
プトレマイオス朝時代に建てられアウグストゥスの時代に完成した。通路は左右に2本あり入り口も至聖書も2つに分かれている。
ホルス神とワニの神であるソベク神、2つの神のために造られたからである。



ホルス神殿塔門 高さ36mの巨大さ 全面にレリーフ

門の上にはエジプトの象徴太陽神が掲げられる
残っている彩色が見事

ホルス神殿前に立つホルス神像(はやぶさ)
ホルス神殿至聖室(神事が取り行われる)

この付近の農村風景 なつめ椰子とサトウキビ


コム・オンボ神殿入り口は2つある(2つの神のために)

神殿の壁レリーフ 写真の中央に見えるのが暦

レリーフ中央部に天秤等医療器具が見られる

神殿庭にナイロメーター(ナイル川の水位計)
ナイル川の水面迄掘り下げた階段状の穴

天井レリーフに青い彩色が残る

コム・オンボの神になっている鰐のミイラ