故宮博物院

Kokyu palace museum


故宮博物院: 高さ10m、前長3kmに及ぶ城壁と幅52mの堀、筒子河(トンズホー)に囲まれた72万uの総面積を持つ。
         明、清2王朝、491年間(1421〜1911)に亘る皇宮紫禁城で、1949年以降故宮博物院として公開されている。
         1271年元のフビライハンが造営した大都の都に、明の第3代永楽帝が南京より遷都して整備して、新たに建設
         した宮殿。清は明の宮殿を破壊せずそのまま利用した。
         外朝と内庭に大別され、外朝は大典や公の行事を行う場所、内庭は皇帝の住居、政務の場所、皇后、貴妃の
         住居がある

故宮博物院の建物配置図
@午 門:天安門、端門を過ぎて、紫禁城の正門である。
      1420年創建、1647年再建された

A金水橋:城内を湾曲して流れる金水河に架かる5本の橋、
       白玉石製、中央は皇帝専用

B太和門

C太和殿:高さ35m、幅63m現存する中国最大の木造建築
       物、皇帝の即位や春節などの重要典礼に使わ
       れる

D中和殿:太和殿に向かう皇帝が一休みする場所

E保和殿:大晦日や元宵節に王候貴族や文武両の宴の場所

F乾清門
G内 庭

H乾清宮:本来は皇帝の住居兼政務の場所だったが、清の
       康熙帝以降は住居は養心殿に移った

I交泰殿:清代には皇后に関する儀式、式典が行われた

J坤寧宮:明代の皇后の生活空間、清代は神を祭る場所で
       婚礼も行われた

K養心殿:清代の皇帝の住居だが、宣統帝溥儀はここで退位
       を迫られた

L儲秀宮:后妃の住居で、西太后が膨大な費用で改築した

M御花園:面積1700u、重陽節には皇帝がここで月見をした

N神武門:一番北側の門


人民大会堂:中国の国会議事堂

午門:紫禁城の入り口

太和殿:上記参照、今は修復中

保和殿:上記参照
白玉石の3層の基台の上に大和殿、中和殿と共に建つ

乾清門:乾清宮への入り口乾清宮の甍が見える

雲竜石:保和殿の北側の石段、大理石の1枚石で
龍が彫られている、25t以上の重量は故宮最大

坤寧宮の内部:皇后の寝所

湯の中で花開くウーロン茶:
故宮博物院の北側景山公園の麓の茶店にて

故宮博物院全景:北側(天安門の反対側)見た写真